ジャンル |
地唄・箏曲 山田流 |
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作曲者 | 山田検校 |
調弦 |
箏:平調子 三絃:三下り |
唄 |
松たかき枝もつらなる鳩の峯、くもらぬ御代は久かたの、 月の桂の男山、げにもさやけき影に来て、 君万歳と祈るなる。 神にあゆみを運ぶなり。神にあゆみをはこぶなり。 |
訳詞 |
松の高い枝が連なる鳩の峰は曇らない御代に月の夜の美男の仙人の名のついた男山である。 本当に祭られた神の徳はさやかな月の光と輝いている、その社に来て君の齢の万歳を祈るのである。 神を参詣すべく足を運ぶのである。 |
補足 |
山田流箏曲。初学曲。祝儀曲。 謡曲『弓八幡』の前段から上歌の部分を一部略してそのまま採る。 |