ジャンル |
地唄・箏曲 三味線組歌 破手組 |
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作曲者 | 柳川検校? |
調弦 | 本調子 |
唄 |
[前弾] 一 有難の、利生や、お有難の利生や、仏参りの、 利生で、ヤレ夫に行き、行き逢うた。 二 笛に寄る、鹿は、褄ユゆゑに死する、我らも、 様に、ヤレ命捨てう、捨てうずよノ。 三 朝間疾く、起きて手水瓶を、ソレ見れば、 我が置かぬ、花のあるも、イヨ不思議やな、 ヤレ不思議やな、不思議やな。 人は堅田の、浦波、人は堅田の、浦波、 我は焦がるる、矢橋船、我は焦がるる、矢橋船。 四 不破の関の、板間に月の、洩るこそ、優しけれ、 月の洩るこそ、サテ優しけれ、優しけれ。 |